ロボット展2017:眼の誕生

ロボット国際展2017に参加してきました。「やっちゃえ日産」と永ちゃんが自動運転のことを宣伝していた頃から、いつの間にやら、自動運転やら、AIやら、IOT、冷蔵庫やテレビなど全てがインターネットに繋がるという情報に溢れていましたが、まさに熱気ムンムンでした。

ビックサイトの国際展示場に行くと、工場の生産ラインの自動化、AI化を見ることができました。いくつもの手が同時に正確に車の車体に部品を取り付ける工程はすでに実用化されている技術でしょう。そこにAI・人工知能が融合することで、「遊び」や「職人の感」といった熟練技術と盛り込むできるんだと、ロボットアームの動きを見て思いました。

人口減少。超高齢化社会。医療業界では、多死社会がテーマですが、ビジネス業界では、人手不足がテーマですね。そのためにロボット技術が加速しています。

ディープラーニングの人工知能において「子供のできることほど難しい」ということでした。将棋や囲碁で人工知能が人間を圧倒していて、医療の診断、数学の定理の証明は、人工知能の得意とする分野でした。画像認識や積み木を上手に積むといった、子供にできることは、人工知能の苦手としている分野でした。これらの分野においてのディープラーニングがいまコンピュータの発展によって、できるようになってきた。というか、もうすぐそこまできている!いよいよレプリカントが生まれるかもしれない。

ディープラーニングに欠かせないのが「認知する技術」。生命においても「眼の誕生」が特定の個体種が爆発的に増殖したきっかけになったこと。それがロボットに起きつつあるといいます。「眼をもった機械」の誕生。

おばあさんは川で洗濯をしていました。

洗濯は洗濯機がしてくれる。当たり前のように洗濯機で洗濯をしているようにロボットが私たちの周りにやってくることは想像できました。ロボット展にはモーターの企業が作った、モーターブッダがあらゆる関節を動かしながらオーラを発していました。怖かったですが。

近未来を考えたくて夜は六本木ヒルズの映画館でブレードランナーを見ました。慣れない、六本木ヒルズの高層ビルの華やかなブランドショップの通路を歩いて、中庭に出たら、そこは、クリスマスシーズンの神社の境内にあるような、屋台がきらびやかに、人寄せをしていました。思わずホッと一息。手作りのクリスマスプレゼントの靴下や、飾り物。ワインとソーセージを立ち飲みしながら談笑したり、肩を寄せ合いながら夜空を楽しむカップルや家族と、近未来と人の共存に思わずニッコリしてしまいました。

翌日、妹夫婦と合流してランチ、それから表参道のマルシェへ。納豆おじさんは、流通している納豆は納豆とは呼べん!味噌だって、本物はこうだ。塩麹だって、フン。俺のは本物だぜ。と寂しく自信ありげに販売したり、農薬も肥料も使わない愛情たっぷりの野菜ですよ!とニコニコしながら野菜を並べていたり、この岩塩はヒマラヤから3億8千万年前の塩だよ。とみんな自信満々。青空の下にテントだけあれば、みんな笑顔になることも実感。

Bee happy.

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