いのち:花火

人生こころ旅

福井フェニックス花火は毎年8月に行われていて、私も子供の頃から知っている福井の夏休みのイベントです。花火も何度か行ったことがありますが、花火から離れた九十九橋から、歩きながら、ついでに見るという程度でした。

今年は、いつも訪問診療に行くDr.と私とOrihimeで福井フェニックス花火に行きました。Orihimeで花火をガイドしてくれる彼は花火の打ち上げ場所の近くに、子供の頃に住んでいて、毎年、川辺で見ていたそうで、彼のオススメスポットを案内してくれました。

彼には障害があり、家からの外出ができなくなり数年が経っています。前回、下見として、Orihimeを抱っこして自転車に乗りました。Orihimeを通じての外出でしたが、自転車が段差を降りる時の音やトラックが横を通り過ぎる音などを楽しむことができました。

花火はテレビ中継もしているから、キレイに鑑賞できます。でも、交通整理をしているおじさんや、浴衣をきて友達と楽しくおしゃべりしている女性や、孫と一緒に手を繋いで花火を楽しんでいるお婆さんや、花火の風景を楽しむことはできません。Orihimeから見える景色は、「関わり」を伝えてくれます。

私はといえば、間近に見る花火に圧倒されっぱなしでした。音と光が、闇夜からほとばしる風景は驚きでした。

そこの神社の横の通りをすぎて
右に曲がった所に友達の「◯◯さん」の家があって
そこで見ていたんです。

とOrihimeさんと会話。
彼にとっての花火は、
子供の頃の大切な思い出。
そして今の記憶。

ドーン。ドーン。💥💥
ドーン。💥
💥

写真と動画はDr.谷山の撮影です。

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