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Dance of Joy
喜びのダンス

Rumi


Motherhood Yoga Training Okinawa 2018
沖縄母性のヨーガトレーニング2018のレポートです。母性のヨーガでは頭を柔らかくしてのぞむ必要があることの1つにadaptation『 適応 』についての理解があります。初めてシドニーでバースライトのマタニティヨーガ研修を受講したときわたしは、西洋の女性がヨーガについて性(とくに妊娠、出産)と身体、感情についてオープンな態度で自信をもって扱い理路整然と明確に語り大らかな動作で自己表現するのを見て驚きと憧れの気持ちを抱きました。。。
 
 
そして、今日おはなしするadaptationについては少し誤解をしてたようです。バースライトのマタニティヨーガトレーニングでは妊娠中の女性の身体変化、心理変化に適応させたユニークなダンスのような動き、
ウォーキング、
ナーダ(声)ヨーガ、
見えないヨーガ(骨盤底呼吸法)
etc.....多くのadaptationを学びます。

そこで妊婦さんたちはインナーリズム内なるリズムを発見し、お腹の赤ちゃんと結びつきを深めるのです。当初、わたしにはこれらの適応の仕方についても西洋的なアレンジだと思えて日本の女性には馴染まないものだと考え静的な『和風』にする必要があるな、と誤解していました。そして、自分のマタニティヨーガクラスにうまくadaptationを導入できないでいました。
 
テキスト翻訳の際にもダンスやウォーキング、フローについてイメージが湧かずなかなか苦戦していました。ところが、昨年福井での研修を終えてサリーが言いました。「日本の生徒さんたちは素晴らしい。バースライトのadaptationを素直に受け入れ学んで実習に活かしている」そして、ヨーガ経験のある受講生ほどadaptationを受け入れがたくでも、そういう研修生が徐々にadaptationの必要性や有効性に気づいてゆくのを見るのが講師としての喜びだ、と語りました。
 
 
yoga is posture
『ヨーガは姿勢である』
 
サリーも研修中に強調していましたが
新しい命を孕んだ妊娠中に学びたい 
姿勢はというと・・・
 
 
○センタリング
○喜びのダンス
○力強さのグラウンディング
○赤ちゃんのポジショニング
○生み出す呼吸
 
妊婦さんに何秒間も静止するアーサナ練習は必要ではないかもしれない。むしろ、ふさわしくないのかもしれない。私たちがヨーガインストラクターとしてお伝えするべきことはこれから赤ちゃんを生み出すためお母さんになるための環境と身体と、心の大きな変化に適応する新しくて柔軟な姿勢なのですね。。。
 
 
今回の沖縄母性のヨーガトレーニングには妊娠中のヨーガインストラクターが2名受講されました。彼女たちの喜びの舞を見てわたしは大事なことに気づかされました。。そうかバースライトが伝えているのは西洋、東洋に関わらずヨーガ界にも、産科界にも新しいadaptationへの理解。
 
それはホリスティックな視点を持って伝統的な出産、子育て法から学びヨーガ哲学と実践をベースにした女性の立場からの女性たちへの新しい提案なのかもしれません。わたしは母性のヨーガを教えるインストラクターとして女性たちへ柔軟な姿勢を伝える者として、まずは自分自身が、身体も心も柔軟でありたい。
 
 
これからも、自分のマタニティヨーガのクラスで少しずつ日本の妊婦さんに大らかな、喜びの姿勢を伝えてゆきたいと思います。このように、新しく発見して理解したことをみなさんと共有できることを嬉しく思います。