button     button     button     button     button     


産まれました。
孤独感や不安などの感情のリリース


⚪️妊娠中のこと
1人目妊娠の時に受けた時、留美先生のヨーガの時間の心地よさとお腹の中の子との繋がりを感じることができる素敵な時間を感じ、今の子がお腹の中に来てくれた時、また参加させてもらうようになりました。

参加するようになった時、上の子は2歳になっていたこともあり、毎日が慌ただしく過ぎていくので、マタニティヨーガの時間は、自分とそしてお腹の中の子と向き合う大切な時間になりました。しかし、ヨーガのレッスンを重ね、また他の方の出産時のお話を聞いている間に、自分の意識が変わりました。

私は今回の出産が予定帝王切開だったので、出産までの間を心地よく過ごせるようにしようと考えていたのですが、手術の時も先生任せではなく、自分で産むという想いで臨みたいと思うようになりました。
 
赤ちゃんは、出産の方法がどうであれ、自分が生まれる瞬間のために準備を進め、私自身の身体も同じように大きく変化しているんだから、私の意識も同じように、「妊娠、そして出産」に向けようと考えるようになったんです。
 
⚪出産の時のこと
手術前になると、正直、不安が出てきました。「出産」ということの前に、麻酔をかけて手術をするということが純粋に怖かったんです。その不安を夫に聞いてもらっていたんですが、話しているうちに落ち着いてきました。私は1人ではなくて、お腹の子も一緒です。私の不安はお腹の子にも不安を感じさせると思い、話しかけました。素直に怖いと思っていること、赤ちゃんも怖いかもしれないけど、一緒に頑張ろうねということ、外に出てきたら、みんなが笑顔で出迎えてくれること。
 
手術前、すでに私は点滴の管で動きが制限されていたので、大きな鍋に温かいスープを作るストレッチをし、セルフマッサージをし、ゆっくり深い呼吸をしてから、手術に臨みました。
 
手術は部分麻酔だったので、深い呼吸をして自分が落ち着くこと、そして、生まれてこようとする赤ちゃんに「おいでおいで」と周りの看護師さんたちと一緒に唱えました。するとお腹の方から一度小さな産声が聞こえ、周りの看護師さんから「生まれましたよ、おめでとうございます」と言っていただき、大きな声で泣き始めた赤ちゃんと対面できました。
 
その瞬間、私はこの子とずっとマタニティヨーガを受けてきたんだ、ヨーガの時にお腹を蹴り、お腹のスペースを作ると即座に動き回っていたのはこの子なんだと感じた途端、なんとも言えない気持ちになりました。
 
出産を終え、赤ちゃんは病院の先生にとりえげてもらいましたが、こうして自分の呼吸を意識し、リラックスすること、手術中に赤ちゃんに意識を向けてあげることは、私自身にしかできないことで、これが「私の出産」だと感じ、そして満足もしています。
 

 
⚪今の気持ち
今、振り返って、妊娠は自分の身体の中にもう一つが命が宿ること、その命とへその緒で繋がり、同じ時間を過ごすこと、とてもかけがえのないことで、その時間を留美先生や同じ妊婦さんと過ごすことができたことは本当に貴重なことだなと、今さらながら強く感じています。
 
そして、特に、金津創作の森での体験では、サリー先生やケイティ先生の出逢いが私の中ではとても大きかったです。「緊張からのリーリースだけでなく、孤独感や不安などの感情からのリーリース。女性はみんな仲間でひとりではないこと。涙だけでなく、鼻水も出して、汗もかきながら、自分でも気づかなかった心の言葉を吐き出す私に、優しく触れながら、温かく見守りながら、柔らかく微笑みながら、耳を傾けてくれました。
 
正直、この時のことが大きなきっかけとなり、私の中での出産に対する想いがゆっくり変わっていったようにも思います。妊娠という愛おしくも短い時間が終わりましたが、今からは赤ちゃんとの絆の時間です。

これからの時間も、慌ただしくて、でも、かけがえのない時間だと思っています。また、落ち着いたら、産後ヨーガで逢いにいきます!

帝王切開について、参考になる本があったので、紹介しておきます。帝王切開についての基本的なことだけでなく、帝王切開で抱きやすい複雑な気持ちについても書いてあるので、おすすめです。
 
⚪ママのための帝王切開の本 産前・産後のすべてがわかる安心ガイド
中央法規出版
 
←   back