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白山

Katsutoshi


9月になって暑さがひと段落して、ふと、そうだ!白山にいこう!と思い立ちました。ここ数年、行く予定はたてるのですが、天気とか、都合で延期になっていました。約10年前に福井に戻ってきて、登山したいと思っていた白山。今回、やっと登ることができました。
 


 
片道7キロほど。登りは、一歩一歩上がるたびに、広がる緑の野原と、山清水の音と、眩しい光りに誘われて、吸い込まれるように、足が上がりました。静けさの中に一つ一つの植物が、たたずんでいて、生きる強さを感じました。
 

 

 

 

 
マルマルミツバチが花の蜜をコロコロとなめているのがとても可愛いい。
 


遠くの山々。
目の前の植物。
空と風。​
すべてが
きらめいていました。​
 





白山の息吹に助けられて、あっという間に頂上まで登ったのですが、下りは、大変でした。室堂という中腹で、お昼を食べて、頂上に行く予定だったのですが、​レストランが閉まっていて、バナナとカロリーメイトを補給しての下山だったので、エネルギー不足。ずっと、足元の土と岩を睨みながらの、下山でした。温泉に入って、豆腐ハンバーグ定食を食べて家に戻りました。

 

​昨日の今頃は、2700メートルの頂にいたのですが、今は、足羽山の麓で、へちまの花をみている。光りに照らされる黄色は、山頂での眩しさと同じです。深呼吸すれば、息吹が感じられる。
 

 

​古代史において「山は隔て、海は結ぶ」という言葉があるように、海は交通路として遠隔地を結びつける役割を果たす一方、山は逆に交通の障害として隣接する地域同士を隔てる役割を持った。(wikiより引用)

 

 
山の頂で
空と風と大地
その中に私がいる
つながり。
 
 

 
 

 

 
 
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