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コラム

motherhood:bonding(ボンディング)

2017/06/23 / teachertrainingmotherhood

 

6月第2日曜日、Motherhood day 勉強会を開きました。8名の出席と3名のスカイプでのご参加でした。1時間のヨーガ実習で落ち着き、ティータイムを楽しみました。ティータイムでは、「ケア」という言葉について。「セルフ・ナーチャー(self-nurture)」について。「ボンディング(bonding)」について。話し合いました。

 

 「ケア(care)」という言葉について皆さんと考えてみました。英単語のcare には、「心配する,気にかける、関心を持つ、世話をする」といった意味があります。1時間のヨーガ(静的ストレッチと呼吸法、瞑想)は自分を「ケアする」に充分な時間でした。皆さんからは「身体が緩んで、だんだん心が落ち着いた」「呼吸ができなくて苦しかった」「記憶にともなう感情の変化に気がついた」「雑念がたくさん出て来た」「瞑想中、背中が痛くなり緊張していたのが分かった」などと感想が出て、客観的に自分を意識された様子でした。ヨーガはホリスティック(全人的)に自分自身をケアする(意識する)ことが実践になります。身体が緩んだ。心が落ち着いた。呼吸ができない。苦しい。など今、起こっていることをケアすることがセルフケアになります。特に呼吸法や瞑想では身体よりもっと深い部分が意識できます。
 
「セルフ・ナーチャー(self-nurture)」とは「養育する、大切に育てる、はぐくむ、教育する」という意味があり、nurse(看護師・保母)nutrition(栄養)の関連語です。お母さんが自分を育むこと。そのためには自分自身に心配りをすること、ケアすることが始まりで、その上で大切に育てる、「セルフ・ナーチャー」になります。

「ボンディング(bonding)」とは母子が結びつくこと。結びつくこととは一体どういうことでしょうか?自分にとってのボンディングとは、というテーマでみなさんに話していただきました。それぞれの立場や経験からのボンディングのお話。そのお話を聞いてまた、自分を振り返る。年齢によって関係性によって環境によって価値観によって、私たちの考える母子のボンディングは様々だということが分かりました。Mothrehood Yogaの重要な目的は、母子の結びつく過程を見守り支えることです。

次回のヨーガ実習では特にリラクゼーションについて考えていきます。そしてMotherhood Yogaのキーワードであるbody confidence(ボディ・コンフィデンス)についてみなさんと話し合いたいと思います。confidenceは「信用、信頼、自信、大胆さ、あつかましさ、確信」という意味があります。妊婦さんにとって、赤ちゃんにとってボディコンフィデンスとは?

every day is good day.