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コラム

motherhood:毎日が楽しい

2018/02/21 / motherhood

 

2017年5月、マタニティヨーガ・お産のヨーガ・
産後のヨーガ・ベビーヨーガをひとつにまとめ、
Motherhood (マザーフッド:母性)の芽生えを体験し
学ぶことのできる5日間(30時間)のコースが
開催されました。
参加されたWakiya親子の
motherhoodのご紹介です。

 



去年、コースに参加しての学びやその後の子育て…
第一子が2016年に誕生し、自分で初めての出産、
子育てを経験する中で、motherhoodヨーガに参加するまでは、
理想の出産ができなかったという気持ちがあり、子育てのときも
その負い目を感じることがありましたが、もっと子供との
繋がりをありのままに感じて楽しもう!
と気持ちを変えて行くきっかけになりました。
 
家族生活…
ホルモンバランスの乱れや育児の中で、
イライラしているのを夫や時に子供にも
あたってしまうこともたまにありましたが、
まずは自分自身と向き合う意識を持つようになり、
1日1回自分に心地いい時間をヨーガで持ったり、
忙しい中でちょっと手間をかけたご飯を作ったり、
こどもとじっくり向き合って遊ぶ時間をつくったり
自分の意識と行動を変えるととても心に余裕ができて、
毎日が優しくあったかく過ごせるようになった気がします。

家族の時間を自分の行動や意識で
こんなにlovelyにできるんだなと
最近は実感しています。

仕事でのヨーガの関わり…
私は普段きこえ、のみこみ、ことばを対象にした
訪問リハビリをしています。

多く関わるのはことばの遅れがあるお子さんの
教育サポートや病気でごはんが食べられなくなった方
への嚥下評価訓練です。
 
前は本当にできるか、できないかの評価でしたが、
motherhoodヨーガを学んで、本当に大事なことは
評価ではなく気づきだと感じます。
 
言葉が遅れていてもその子本人が何を感じているのか、
何に興味が湧くのか、お母さんとのやりとりのなかで
安心を感じているか。
 
 
食べ物が口から食べられなくなって、
自分の人生をどう受け止め、どんな気持ちでいるか。
今までどんな食生活を送り、食事を通して今までどんな
思い出や幸せがあったのだろう。
 
訪問先でそんなことばかりを感じるようになりました。
こちらがその姿勢でいると、ご本人やご家族も自然と
心を開いて下さることが増えたような気がします。
 
訪問リハビリの中にも心地よいヨーガを
取り入れるようになりました。

日常のなかで少し呼吸に意識を向けたリハビリを
取り入れると皆さんとても心地よく、
穏やかな表情になります。

まだまだこの先も
学びと気づきの連続になりそうで、
毎日が楽しいです。