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コラム

motherhood:この子と一緒に良い出産を迎えられる! と自信を持つこと

2018/04/06 / motherhood

 

2017年5月、マタニティヨーガ・お産のヨーガ・

産後のヨーガ・ベビーヨーガをひとつにまとめ、

Motherhood (マザーフッド:母性)の芽生えを体験し

学ぶことのできる5日間(30時間)のコースが

開催されました。

参加されたMiyokoさんの

motherhoodのご紹介です。

 

バースライトmotherhoodヨーガコースに参加してから
もう1年近くが経とうとしています。私は3人目を妊娠中に
参加させていただきました。あの時お腹の中にいた娘は
8ヶ月になり、寝がえりからずり這いを覚えて、お尻を上げて
本格的なハイハイに向けて準備に余念がありません。
 
はたから見ると子だくさんの我が家ですが、
なかなか子供を授かることができなかったので夫婦で涙したり、
それなのに自分の理想の母親像と現実とのギャップで
育児に息苦しさを感じたり、motherhoodとは程遠い
感情ばかりが心を占めている日々を過ごしていました。

そればかりか、「母性」は妊娠して出産できた人だけ、
選ばれた人だけが持つものと感じ、「母性」という
言葉が好きではありませんでした。



そんな私が縁あってヨーガコースに参加することになり、
しかも妊婦ということもあり、5日間30時間という内容に
初めは体力的にも精神的にも不安がありました。

しかし、サリー先生は常に受容の姿勢で私たちと接してくれ、
バースライトのヨーガを通して、

おそれを抱くこと、
苦しむこと、
喜ぶこと、
全てそれでいいのだと
安心と自信を与えてくれました。

そして、他の参加者のみなさんとの関わりが、
様々な立場、角度から母性について考える
機会を与えてくれました。

コース最終日には、母性を特別なものと捉えていた
かたくなな気持ちが柔らかくなったのを感じました。
コースでの学びを通して、お腹の中の我が子との繋がり
を強く感じ、この子と一緒に良い出産を迎えられる!
と自信を持つことができました。
 
そんな娘の出産は、陣痛の波がやってきても
お腹の中の娘に意識を向けながら、自分の中の自分に
リラックスを促しながら進みました。痛くなかった、
楽だったとは言えませんが、落ち着いて娘と会話しながら
対面することができました。

そのせいか、不思議と娘がおおらかに育ってくれて、
現在も私に心の余裕を持たせてくれているような
感じがします。1日の終わりに感謝の言葉を
かけることも度々あります。

そして、娘を迎えた我が家は各々が母性を持ち、
Lovelyに溢れた毎日を過ごしています。自然と手伝おうと
手が出たり、大好きという言葉がこぼれたり、
スマイルが伝染していく様子を見ていると、
バースライトの喜びのスパイラルを感じずにはいられません。

だからといって、
いつもニコニコ育児できているわけではなく、
眉間にシワを寄せたり、2歳の息子に
「おこっちゃだーめよ!」


と言われることも多々ありますが、
以前のように息苦しさで下を向いたりすることは
なくなりました。子供の顔を見て、

何を考えているのか、
どうしてほしいのか、
自分はどうしてほしくて怒っているのか、
落ち着いて考えられるようになりました。



今は、ヨーガコースに参加して学んだこと、
感じたこと、変化したことを、今妊娠に気づいた人、
出産を間近に控えた人、産後の育児に疲れている人、
そしてあの時の自分に伝えたい!そんな気持ちでいます。
喜びのスパイラルが大きく大きく広がっていくことを願っています。