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コラム

motherhood 2018:Professionalism

2018/05/30 / motherhood

 

2018年5月、マタニティヨーガ・お産のヨーガ・

産後のヨーガ・ベビーヨーガをひとつにまとめ、

Motherhood (マザーフッド:母性)の芽生えを体験し

学ぶことのできる5日間(30時間)のコースが沖縄で

開催されました。

 

**Professionalism  プロフェッショナルな姿勢**

サリーの研修をオーガナイズするのは2回目でしたが
沖縄では同じホテルに宿泊したので
研修以外でも一緒に過ごす時間が多く
サリーの人柄と魅力を再発見することができました。


昨年、あわら駅(福井)に到着したときとおんなじ姿。
見知らぬ土地にいても、自然体で
沖縄の眩しい太陽や、海からの湿気、街の喧噪も楽しみ
面白い景色を見つけては興味を持ち,食事を珍しがり
身体と心で沖縄を楽しんでいました。



言語と文化の違いがあるので、まあ、いいかと
コミュニケーションを諦めたり、おろそかにせず
私が話し始めると、いつでもall earsで耳を傾けてくれ
ひとつひとつ、ちゃんと理解しようと聞いてくれます。

スタッフ間でディスカッションしているときも

相手の意見を尊重し、自分の考えをしっかりと伝える。
西洋的なオープンなコミュニケーションが心地よいのと
サリーが、いつも、今ここにフォーカスしているので
私はとてもオーガナイザーとしてリラックスしていられるし
受講生のみなさんも、次第にサリー,サリーと声をかけ、
質問したり、考えていることを伝えたりできて
講師と受講生の距離がしだいに近くなっていきました。


研修中のわたしの役割は、サリーと受講生の橋渡し。

研修に集中し、サリーの言葉を聞いていると
ひとつずつその言葉を選ぶ意図があり
その背景にはヨーガとバースライト哲学への信念があり
それを受け取る、受講者への信頼がありました。
受講者が共感し、理解してくれるという信頼。
受講生を信頼して
余すところなく自分の知識と経験を分かち合う態度に
わたしはすごく感動し、共感しました。



わたしは一語一句のがさずお伝えしなければ。

と懸命でした。
そして、ふっと
成長中のバースライトインストラクターとしても
家庭で、夫や息子、義母と生活するいち女性としても
大事なことを学んだ気がしました。


そうだ、わたしも

信頼すればいいんだ。
もっとリラックスして、話をすればいい。
分かってもらえなければ最後まで説明すればいい。
分かってもらえなければ少し待ってもいい。


家庭の中でももっと話をしよう。

ひとつひとつ丁寧に勉強しよう。
クラスの中で、丁寧に妊婦さんに伝えよう。
もっとお母さんと赤ちゃんにしっかり伝えよう。
生活を一緒に楽しみましょう
妊娠を一緒に喜びましょう
誕生を一緒に喜びましょう
母親になることを一緒に喜びましょう
サリーはことあるごとに言いました。


 「苦しみ」はある。「恐れ」はある。

 でもそれを包み込む「喜び」は大きいし、すばらしい。

 バースライトの母性のヨーガは

 恐れや苦しみにそっと寄り添い
 恐れや苦しみで隠れてしまっている
 「喜び」に気づかせてくれるのです。

 私たちはヨーガを通じて少しずつ、女性たちに

 喜ぶことの素晴らしさを伝えてゆけるのです。

サリーは信じる力の強い人なんだな、と思いました。
だから、あんなに自由なのだと思いました。

サリーのバースライトの講師としての

プロフェッショナルな姿勢にたくさんのことを学びました。