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コラム

マタニティーヨーガ:一緒に今お産を乗り越えようとしてる

2016/12/19 /

 

昨夜、3632gの男の子を
無事出産しました。
39週と2日でした。

 

3人の中で一番bigなベビーでした。

だけど、3回のお産の中で一番、

赤ちゃんの力とペースを信じて一緒
に取り組んだお産になりました。

 

途中、もちろん辛かったけど、

最初から最後まで、
「いまここにいる私」
を感じることができたかな
と思います。
それは、
「いまここにいる赤ちゃん」
の存在もちゃんと感じられた
からだと思います。

 

 

少しずつ変わっていく赤ちゃんの位置

骨盤の隅々の感触、

私と赤ちゃんは別々の動きをしながら

別々の壁にぶつかってる

だけど、一緒に今お産を乗り越えよう
としてる、そんな風に思いました。


私のぶつかる壁で
赤ちゃんを苦しめたくない。


リラックス、リラックス。

私は道をつくる。
そこを安心して赤ちゃんが

辿れるよう、見守りたい。


私がリラックスできると、
動きや位置で赤ちゃんが
応えてくれているようでした。


リラックスはどう作るのか、
カラダと心のバランスや
その方法をマタニティヨーガで
教わったんだなと思いました。


赤ちゃんから返ってくる反応につられて、
腰を突き出したり、座り方をかえたり、
吐く息の振動を伝えたり…と、

ヨーガで教わったことを思い出し、
取り入れている自分に驚きました。

 

今回一番満足感があるのが
最後のいきみです。

2人目のお産のときに、
いきんじゃダメと言われてもどうにも
できない苦しさの連続だったこと、
さぁ最後だよいきんでと言われたときに
意識朦朧と「ムリ〜」と言って吸引分娩
になったことを後ろめたく
思ってきていたのですが、


今回のお産では、一番力を抜いてのぞみ

出てくる赤ちゃんの頭、胴体、足…と
そのカタチを、リラックスして感じながら
スルリ!とお迎え出来たんです。

ずっと姿が見えなかったけど存在として
感じてきた赤ちゃんが、確かな形となって
フワッと私の腕の中に舞い降りてきました。

2人目より1000gも大きな赤ちゃんが
フワッとスルリと。

なんとも不思議な感覚でした。

リラックス、リラックス。

子どもが自分の力で辿る道を今までより
もうちょっと離れたところから
大らかに見守りたい。

私の道じゃなくて、子どもの道として
親子で一緒に歩む道として。

そんな育児をお兄ちゃんお姉ちゃん達にも
できたらいいな。今からでも。と、
思いながら、今日、上の子達が会いに
来てくれるのがとっても待ち遠しいです。

 

お産の間、先生のあたたかい声が、
どこからともなく優しく響いてきました。

先生、

どうもありがとうございました。
マタニティヨーガで出会った

皆さんにも感謝です。