ストレスについて
今や、子供でも知っている
言葉、ストレス。
少なからず現代の刺激過剰に悩むのが、若い世代である。(略)人は普通、だんだん動きが穏やかになってくるものである。ところが、現代の刺激過剰のために体内諸器官が大なり小なり影響を受けて、そのために正常な進度がしばしば遅れて、すでに若いときに一般的緊張過剰の徴候がはっきりと現れてくる。やがて私たちは、多くの子供たちにいつもそわそわしているようなことを探すようになり、勉強の時間にラジオを聞いたり、ほかにしなければならないことをがあるのに、テレビにかじりつくということになる。(積極的休養法より引用)
と現代のストレス社会に言及して積極的に休養をすすめている。
ところで、この本が出版されたのは、1972年です。
40年まえにすでにテレビにかじりついて悩んでいた!
もちろん1000年前も2000年前もストレスはありました。
それをインドでは、苦しみと呼びました。
現代はストレスと呼んでいます。
苦しみを乗り越えた安らぎを求めるために、
ヨーガや仏教を実践しました。
そして、安らぎを得ることが出来るのです。
現代の私たちはストレスと向き合う為に何をしているでしょう?
乗り越えるための方法とは何でしょうか?
いずれにしても、いつの時代にもストレスがあることが分かります。
走るのが好きな人は
朝早く起きて、公園を一時間走ることは、喜びです。
走るのが嫌いな人は
公園を30分走ることも、苦しみです。
食べることでも腹八分で、食べ終えたら、
身体は軽いし、消化もすすんで健康です。
食べ過ぎれば、気持ち悪いし、
動けないし、眠たくなる!
同じ行為でも、行っている人がその行為をどのように
とらえているかという姿勢によって、それが喜びにも苦しみにもなる。
つまり、自分の意識・気づき次第でストレスはプラスにもマイナスにも
ころころと変わっているのです。
ストレス反応とは
型にはまった生体の反応パターン
と定義されています。
ストレス反応に対して「方法を知っていれば」
喜びや満足といったストレスになり、
反対に、その反応に対して方法を知らない時
不安や、恐れといったストレスになります。
ですから、方法を知ることがストレスに対する向き合い方になります。
方法を知っていれば、ストレスは喜びになり、自分の成長・進化の
きっかけになるのです。
ヨーガでは自分のストレス反応がどのように反応しているかを
理解するために、姿勢を調整して、呼吸を整えて、
心を静かに透き通るように止めていくのです。
上流の澄んだ川の底が透き通るように心が見えたとき
私の心の反応パターンが見えるのです。
その時に、ストレスに悩むことはなく、
ストレスと向き合うことが出来るでしょう。