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産まれました!
「普通分娩で逆子のまま赤ちゃんを
お尻から産み落とす事が出来ました」

こんにちは。逆子体験談を思い出せる限り綴ります。
私は妊娠7ヶ月の時に逆子と言われました。

その後の健診でも直らず逆子体操を習いました。
8ヶ月に入っても直らず藁にもすがる思いで
お灸に通い始めました。

家でもお灸と逆子体操に励みましたが
全く動く気配なし…

9ヶ月に入り、36週までに逆子が直らなければ
帝王切開だと宣告されました。一番恐れていた
言葉を聞いて不安でいっぱいになりました。

私はお産は絶対に下から産み落としたいと
常々思っていました。帝王切開だけはしたくない
と決めていました。

帝王切開を否定するわけではなく、単にメスを
入れられる恐怖と傷跡が残るのではないか
という不安、そして何よりお産特有の痛みを
味わってこそ母親になれるのだという
固定観念が私にはありました。

赤ちゃんを無事に産むには出産スタイルに
固執すべきではないと頭ではわかっていました。

ですが、私は自分が心から満足いくお産を
したかったのです。私のワガママだったのです。

35週の時に、赤ちゃんは逆子でも
腹殿位(体操座り)だと判明。

この体位なら自然分娩も可能だと
言われました。36週の時、外回転術を
してもらいましたが、赤ちゃんのお尻が
私の骨盤にはまっていて全く動きませんでした。

先生は諦めました。

私は絶望感の中でもまだ
諦めきれませんでした。そんな中、
35週の終わりに縁あって木下先生と
マタニティヨーガに出会いました。

リラックスを覚えることで逆子も直るのでは
ないかと期待しました。そこで出会った
ママ友さんと出産までの10日間、
毎朝5時20分に待ち合わせてウォーキング
をしました。結果的にヨーガとウォーキングの
お陰で逆子のままではありましたが、
お産を進める効果がありました。

38週の時、へその緒が二重に巻きついて
いるため安全を考慮して帝王切開を医師に
勧められました。

しかし、私は何が何でも普通分娩がしたいと
申し上げました。私の強い意志を受けて、
先生は緊急帝王切開になる準備をしつつ
普通分娩に挑戦してもいいと言って下さいました。

8月2日に手術が決まり、7月31日に
最後の健診に行きました。すると子宮口が
3cm開いており、内診中に軽い陣痛が
起こったため即入院となりました。

2日後に手術予定でしたが、翌日の夜
無事に普通分娩で逆子のまま赤ちゃんをお尻から
産み落とす事が出来ました。

身が避けるほど痛かったのですが、
赤ちゃんの顔を見た瞬間痛みを
忘れてしまいました。

それくらい感動しました。出産中に心掛けたのは、
「赤ちゃんに微笑むこと」でした。

一緒に乗り越えようとへその緒を通して
何度も呼びかけました。ヨーガは呼吸が
大切だと思います。リラックスするには
深く吸ってゆっくり吐く事が大事であると
身に染みました。

私の赤ちゃんはこの記事を書いている
今日で産後4ヵ月になりました。

手探りで今日まで来ましたが、授乳を
しながら改めて思います。逆子だったけど
健康に生まれてくれたこと、
一緒に乗り越えてくれたこと
感謝してもしきれないです。

心から満足のいくお産でした。木下先生にも
たくさん励まして頂きました。
本当に有り難かったです。

ヨーガに出会えて人生変わりました。
今は赤ちゃんと一緒にベビーヨーガに
参加しています。こちらも赤ちゃんとの絆が
深まったと実感しています。

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