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白山信仰の寺、那谷寺にお参り 2012年10月30日


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石川県小松市の那谷寺にお参りに行きました。

那谷寺は、縄文時代の神まつりの霊地でした。縄文人は狩猟によって、命を支え、他の命を奪うということで自分の命が支えられていることに感謝が生まれました。感謝が生まれたのと同時に、命を奪うことへの恐れ、汚れの念を持っていました。
そのような思いが自然への畏怖の念や、生きることの罪の意識になり、また、古代の人は、死後、人の魂は白山に昇って清められて地上に戻ってくるという輪廻転生の信仰がうまれました。那谷寺の境内には岩山と洞窟がたくさんあり、洞窟は母の胎内のようであり、「生まれる間に魂が清められる場所」「魂のゆりかごの場所」として信仰されていました。そして洞窟をくぐることで、自分の罪を洗い清め、
表に出ることで清められると信じられています。(那谷寺サイトより。)

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寺の敷地内に、白山神社があります。
日本古来の神と仏教が融合した形があります。

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境界線はありません。
白山であり、観音さまである。
という信仰。

境内の岩や木々たちもお互いを思いやるよう
慈悲に満ちた空間でした。

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