３月２１日１８時より、武生市のゲッコウカフェにて「ヨーガとマインドフルネスと珈琲」を開催しました。

いつもは椅子とテーブルが並ぶカフェが、座布団とマットにかわり、そこに饅頭の詰め合わせのように人がギュッと座りました。ヨーガをしている人も瞑想が初めての人も一緒に座って、「身体と心」より一歩前に出て呼吸に意識を向けることを実践しました。

体操では身体を動かすことを目的にするのではなく、手を上げるなど、姿勢をかえたときに変化する身体の反応を、明確に理解すること。瞑想では、むやみにやたらに、「無」になるのではなくて、心には、記憶や願望や欲求などいろんな作用が、常にうようよしていることを明確に理解すること。

次に身体と心を制御していく。制御するとは、空の雲を眺めるように、浜辺で波の音を聞くように、「ありのまま」を目指します。痛み、記憶、感情と身体と心について認識があらわれて、消えていきます。そして「ただいま」という現在だけがある瞬間。

身体と心に使われる私ではなくて、身体と心のイニシアティブをとる場所を確立することが大切ですね。