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2014年、ありがとうございました。


2014年も今日で最期になりました。たくさんの人にヨーガにご参加いただきありがとうございました。一日、一日の生活を大切にしながら「気づき」を得ることを目的にヨーガの実践を行なってきました。

アニメ映画、アナと雪の女王の「ありのまま」という言葉があります。心という部屋のドアを閉めて閉じこもるのではなく、ドアを開いて「ありのまま」に生きようということ。恐怖を解放したエルサはどんどん大きくなる恐怖という怪物と一人ひきこもりました。心のドアを開くとは抑えていた恐怖や欲求をありのままに解放するということではありませんでした。恐怖や欲求が求める「ありのまま」という結果ではなく、恐怖や欲求を素直に受け入れる「ありのまま」という姿勢がアナがエルサを助ける「愛する」という行動になりました。

愛するという行動が凍りついていた心を溶かすということ。
心はいつも愛されたいと立ち止まる。
心はいつも恐怖で立ち止まっている。

そんな心のドアを開けること。
let it go.

心のドアを開けるには勇気がいる。心のドアを開け続けるには「ありのまま」の自分でいたいと信じる努力がいる。ドアを開けるためには、特別な事をすることではありません。朝起きる。布団を片付ける。ご飯を食べる。掃除をする。仕事をする。お茶を飲む。今、生きていることをありのままに続けること。

まさに「ただいま」に息をすること。この気づきを「ありのまま」に変化できるまで努力すること。恐怖や欲求という心をまるごと引き受ける勇気。

一歩前に
もっと一歩前に
もっともっと一歩前に

let it go.

皆様、どうぞ、良いお年をお迎えください。ありがとうございました。

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