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眠るヨーガ:還る処

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7月5日19時半ゲッコウカフェにて「眠るヨーガ」を行ないました。

足を開いて、手のひらを上に向けて胸を開いて仰向けになる姿勢。足の指先から頭のてっぺんまで、一つ一つ「意識•気づき」を巡らしていきました。身体を動かさずに、意識•気づきだけを足の指先に運ぶ。

(意識•気づきで足を探したけど)始め、どこに足があるのか分からなかった。足まで、遠かった。

と参加者の声。足を動かすのではなくて、意識•気づきを巡らすこと。足のうら。踵。くるぶし。脛。膝と一つ一つを巡らしていく。頭のてっぺんまで行くころには、私という意識•気づきが深く深くなっていく。

身体を動かさずに足の指先や肩など身体の部位を意識することはとても大切です。自分が思っているほど、私たちは身体をイメージできていません。あえて動かさず、意識•気づきを深めて行く事は、ヨーガの体操や呼吸の制御を行なう時の基本になります。

眠るのとは身体をリラックスさせて、心をザワザワと動かさないこと。身体と心は眠りますが、「意識•気づき」は覚めます。そのとき身体と心は安定し、呼吸はゆったりと流れる、時には、呼吸が留まり凪になります。ここが眠るときに還る処ですね!

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